mits58のメモ

メモ 参考にしないでください

Approximation Ratios of Graph Neural Networks for Combinatorial Problems

arXiv

読んだ。以下メモ

結局何したん?

  • GNN って Distributed Local Algorithm と関連してるよね
  • なので、Distributed Local Algorithm の理論使って GNN がどれくらいの近似解を算出できるかを解析したよ
  • んで、理論的に一番な GNN である CPNGNN を提案したよ

 

  • Distributed Local Algorithm は GNN の Aggregation っぽいことを行ってグラフ上の組合せ最適化を解くアルゴリズム
  • なので、Distributed Local Algorithm と GNN で解ける問題クラスが同じだよってことを示して解析してる
  • 今回 Input Graph の最大次数を Δ で固定する仮定を置いて解析してる(よくある仮定らしい)

じゃあ、今回の GNN の売りポイントって何っていうと

  • Message Passing において、ノードごとに渡すメッセージを変えている
  • Aggregate した後の各要素を Concatenate する(普通 sum とか max とか ave とっちゃう)

ってところ。でも2つ目は最大次数の仮定がないとできないよね……

ノードごとに渡すメッセージを変える部分は Port numbering と呼ばれるテクニックを用いているらしい。

で、finding single leaf problem って問題に対して適用してみたら GCN とかじゃ溶けなかったけど CPNGNN だとできたよ。

 

コメント

  • 実際に学習してみたらどうなったんだろう…… Empirical な解析がなかった
  • 結構最大次数を Bound する仮定が効いてそう……とは思いました